自分のあり方に 痛みを感ずるときに 人の痛みに心が開かれる〜 宮城 顗 〜

2017年3月の言葉

2017年3月の言葉

部屋に置いてあるテーブルの足に指先をぶつけたときの痛さは、涙が出るほど痛いもので、置いたのは誰だと怒っている。だが、家族の誰かがぶつけた時は、「注意したら」程度に済ませてしまう。本当に自分勝手である。
医師で作家でもある鎌田實さんは、「医療には優しさがなければならない。そして、その優しさとは、他者への想像力そのものだ」と言われた。

 

これは、医療にだけ言えることではなく、この世のすべてに言えると感じる。身勝手さは、人間の本性であろう。しかし、そのことに痛みを感じられた時、他者の痛みが自ずと想像でき、ともに生かされているという心が開かれてくる。            (い)

い合わせ

    件名(※▼を押して内容を選択ください):

    ※送信後、確認メールが届かない場合は、お問い合わせが完了していない可能性があります。メールアドレス等再度ご確認ください。

    公式LINEアカウント

    難波別院(南御堂)の公式LINEアカウントでは、法話や仏事、別院が手掛ける発刊物などの最新情報を随時お届けいたします。ぜひご登録をお願いいたします。登録はこちらから

    公式LINEアカウント
    電話でのお問い合わせ先
    申経・納骨・ご法事・仏前結婚式について
    06-4708-3276
    団体参拝・ブットンくんグッズ、
    書籍販売と発送について
    06-6251-5820
    書籍の発行・講座・南御堂新聞について
    06-4708-3275