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おまいり

TOP > 南御堂メニュー > 教えをきく > もしもし相談 > もしもし相談(2007年2月)

もしもし相談

問:仏教で北は縁起が悪いの?
昨年、マンションを購入したのを機に引っ越しをしました。新居は立地条件も以前に比
べて良く、子どもたちも気に入っています。何とか居閤の家具類も落ち着き、昨年の秋頃から新しい生活がスタートしたのですが、一つだけ気にかかることがあります。それはお仏壇を置く場所が、間取りの関係で部屋の北側になることです。最初は気になりませんでしたが、引っ越ししてから子どもの成績が落ちたり、主人が仕事中にケガをするなど嫌なことが続いています。北枕は縁起がよくないと聞きますが、それと同じように、仏壇を置く場所が部屋の北側になっていることが、災いの原因になっているのでしょうか。仏教では、北の方角って縁起が悪いのでしょうか。(兵庫県・45歳・主婦)

答:お内仏の向きより私たちの心の向きこそが大切である
新生活の中で、いっそう心の安らぎを得べきお仏壇に煩わされておいでのようですが、正しい仏法を聞いてくだされば、方角で困ることはないのです。日の良し悪しや、方角の良し悪しは無いと教えられるのが仏教です。殊にお仏壇の向きによって子どもさんの成績が落ちたり、ご主人にけがをさせたり、嫌なことを起こしたりというようなことはありません。困った事が起こるのは、それぞれの問題にそれぞれの原因があるのです。奥さんの北を嫌われる心で、仏壇の向きと結びつけておられるだけです。頁宗教団連合発行のカレンダーの昨年12月のことばに、『迷信に惑わされ、正信を見失うことなかれ』とありました。どうか正信に立ってください。実は、「仏壇」とは仏壇店に置いてある時の箱の名前で、家庭に迎えてこ本尊阿弥陀如来」を安置し、お参りするようになれば『お内仏』と申します。次に、世間の宗教はみな、参った人がそれぞれの願いをかけますが、阿弥陀如来は向こうから私たちに「必ず苦難の人生を救うから安心して念仏を申す人になってください」と、仏の本願がかけられていて、返事すべきはこちらなのです。それで、よく本願を聞き、お礼の念仏を申す人になってほしいのです。また世闇の習俗で、昔から大邸宅や寺は南向きに建てられました。お内仏も北へ置かれたら南向きになる訳で文句はないのです。しかし、浄土教が広まってからは、阿弥陀仏の西方浄土を懐かしみ、西に向かって拝するように、お寺は多く東向きに建てられます。仏の本願を信じて念仏申し、お浄土を懐かしむ心になれば、頭北面西と言われ、北枕が喜ばれ、決して縁起が悪いなどと嫌うことはありません。そのように、念仏の教えに救われて往かれたこ先祖方も、阿弥陀如来と共にお浄土から私たちの迷いの入生を案じ、導いてくださっている象徴のお内仏です。ただ部屋の上手にさえ据えて頂ければ向きは問いません。お内仏の向きより私たちの心の向きこそが大切です。朝夕、お礼のお参りをされ、お礼の念仏に包まれてお暮らしくださるよう念じます。
(藤園堅正)

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