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おまいり

TOP > 南御堂メニュー > 教えをきく > もしもし相談 > もしもし相談(2007年9月)

もしもし相談

問:仏滅の結婚式は避けた方が?
結婚することが決まり、結婚式場を予約したのですが、仏滅の日しか予約が取れませんでした。私たちと両親は、大安や吉日といった日取りへのこだわりがないので、その日に結婚式を挙げようということになりました。しかし、私の伯父が、「仏滅に挙げるのは縁起が悪い。もし結婚後何かあったら大変だから、日をずらしてでも大安にすべきだ」と言って反対しだしました。確かに結婚後、何か起こった時に「仏滅に式を挙げたからだ」と言われるのが嫌なので、日程を遅らせてでも仏滅を避けるように変更しようかと思うようになってきました。でも私たちとしては、一日でも早く結婚したい気持ちが強いので悩んでいます。
伯父が言う通り、仏滅の結婚式は避けた方がいいのでしょうか。(大阪市・26歳・OL)

答:お釈迦さまは吉凶の判断を否定し縁起の道理を教える
室町時代に中国闘から伝わったとされる、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六曜の暦は、今日、日の順番として日・月・火・水・木・金・土を使用しているのと同じようなものだった六曜に吉凶をつけたのです。今の暦は先勝から始まっています。前は大安からでした。六曜のくり方は、正月・7月の朔日(ついたち)は先勝、2月・8月の朔日は友引、3月・9月の朔日は先負、4月・10月の朔日は仏滅、5月・1月の朔日は大安、6月・12月の朔日は赤口とします。今のくり方には旧暦を使用しています。もし新暦を用いれば、どうなるのでしょうか。皆様が嫌って避ける仏滅の日も、他の六曜に変わってしまうのではありませんか。六曜がただ日の順次として使用していたところに吉凶を加えたのであれば、日の善し悪しがもともとあったわけではないことになります。
仏滅は、お釈迦さまが亡くなった日ではありません。お釈迦さまは、二月十五日に命終し大浬葉(心身が止滅した境界)に入られました。はじめは、空亡、虚亡といわれていたのが、仏滅というようになりました。何事もうまくゆかない日、とされています。もしそうであれば、善いことだけではなく悪いこともうまくゆかない日ですから、有り難い結構な日ともいえます。以前、新聞に、大安のずれた暦のあることが書かれていました。大安が続くことで、暦にたよる人たちにとっては、まことに都合のよいことですが、果たして万事うまく運んでいるのでしょうか。二千五百年の昔、お釈迦さまは、夢占い、相の占い、吉凶の判断を否定されています。お釈迦さまは、ことやものはすでに決まってしまっているのではない。因縁(条件)が整ってものやことが生起するという真理」を教えてくださいました。
この縁起の道理に自らの眼を開くことは容易ではなく、迷信の打破は、なかなか進みにくいものです。結婚の日取りと式場を決めるにあたって、当事者の二人が、暦に左右されず、この日でないと、とは言わずに、気持ちにゆとりを持って臨めぱ、皆様の都合のよいようにおさまっていくのではありませんか。(寺林惇)

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