著者:三木 彰円
親鸞聖人が関東から帰洛後に執筆された『唯信鈔文意』に込められた宗祖の願いをたずねるとともに、聖覚法印の著された『唯信鈔』から門弟たちに勧められた宗祖の教えの課題を確かめることを通して「宗祖としての親鸞聖人に遇う」ことを願って作成されたテキスト。
本山発行の『真宗聖典』に収められている『唯信鈔文意』と『唯信鈔』に大谷大学准教授の三木彰円先生による語注等を加えている。
また、『唯信鈔文意』と『唯信鈔』の概略について三木先生に講義していただきました「真宗講座」第1回(2010年4月22日)と第2回(5月20日)の講義要録も収録。