■はじまりは危機でした
昭和36年の「戦災からの復興」とともに大阪のみなさんに愛されてきた「御堂会館」。これからもずっと一緒に…と思っていました。
しかし相次ぐ自然災害を受けて耐震基準が引き上げになる中、御堂会館も耐震上の問題が調査により発覚。経営の危機をむかえます。補強をしても解体をしても、そのまま置いてもすべてが絶望的。そんな中、起死回生のチャンスとして山門である御堂会館を日本初のホテルに生まれ変わらせるアイディアをいただきました。
今や大阪は世界屈指の観光都市。日本中・・・いや世界中から訪れていただき「ああ、こんなところにお寺があったんやなぁ」「御堂筋の名前の由来になったお寺なんやて」「もともとは大阪所の場所にあったそうやで」と、多くの方に泊まってもらい、知ってもらいたい。そんな思いで、令和元年11月1日「日本初の山門一体型ホテル」開門いたします。