仕事が行き詰ったり人間関係がこじれたりし、頭を抱え込むことがよくある。そうそう思い通りにはならないものだと自分自身に言い聞かせるも、「私が正しい」「なぜわかってもらえないのか」と文句や愚痴が次から次へ溢れ出てくる。
私たち一人一人が、物事を判断する価値観を持っている。その価値観で世の中の善悪、優劣、損得等々をはかり、判断している。我が思いにおさまるように現実を切り取っているのである。
が、そもそも現実は人知を超えた、一個人の価値観でははかりきれない世界である。それをはかれると思っているところに、愚痴が溢れる生活の原因があるのではないだろうか。
あいつは嫌い これは駄目 あいつは困る こいつはいいと切り続ける 私はどうもハサミのようだ~平野修~
09.02
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