食べ物様には 仏がござる 拝んで食べなされ~宇野正一~
標記の言葉は、宇野さんが少年時代にお祖父さんからよく聞かされた言葉だそうだ。宇野少年は実際に食べ物を顕微鏡で見てみたが仏は見えず、学校の先生に尋ねるとそれは迷信だと笑われたそうだ。
私たちは食べないと死んでしまう。目には見えないけれども食べ物には私を生かすはたらきがある。お祖父さんは、はたらきそのものを仏と呼んだのだろう。
私たちは、今ここに在ることを当たり前のようにして生きているが、食べ物に限らず、水、空気、日の光、大地、あらゆるところに私を生かす「仏がござる」のであって、「生きよ、生きよ」と私を励ましておられる。
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