悲しむべき鬼が 私たちの心の底に 棲みついている ~ 米沢 英雄 ~
コロナ禍により様々なことが制限されている今、人と人の「つながり」が問い直されている。改めてつながりの大切さを感じつつも、利害の計算や身勝手な都合でしか他者と関わりあうことができない「私」がいる。
時に、条件が折り合わなければ相手を切り捨てる。また、その日の気分次第で、相手を全否定するような言葉を投げつけ傷つける。いつでも簡単につながりを断ち切る私は、血も涙もない「鬼」のようである。
私たちはどのように他者とつながりたいのか。それは、鬼のような在り方をしている自身を悲しむ心を通して、はじめて見えてくるのではないだろうか。
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