死にむかって 進んでいるのではない 今をもらって 生きているのだ~鈴木 章子~
癌によって47 歳で夭折された鈴木章子さんは、闘病中に4人の子どもたちへ綴った詩をいくつも遺された。この言葉は、さらにこのように続く。「今ゼロであって当然の私が今生きている/ひき算から足し算の変換 誰が教えてくれたのでしょう/新しい生命 嬉しくて踊っています(後略)」。
様々な関係性の中で育まれ、いつ終えていくか分からない“ いのち” を私たちは軽んじてはいないか。自分のいのちでなく、大きな繋がりの中で賜ったいのちとして生きることで、本当に今を大切に思うことができる。自分の生き方を見つめ直し、今を生きる喜びをいただくのが、仏様のはたらきであることを鈴木さんの言葉から感じずにはおれない。
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