大地から生命が顔を出す人間は雑草と名づける〜本夛惠〜
春を迎えると、植物が芽を出し、花を開かせる。このような芽生えの季節に、いのちの営みを感じずにはおれない。
しかし、その営みの中にあっても、人間の都合によっては、「雑草」と名づけ、切り捨てていくいのちも現にある。雑草には、微生物や土壌を守る大切な役割があり、一つひとつに名もつけられている。それを、「雑」として一括りにし、都合によって排除する人間の在り方が、掲示板の言葉から問われてくる。
むしろ、踏みつけられようが、抜かれようが、力強く生きようとする雑草の姿に、人間の方が見習うべきことがあるようだ。
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