ドーナツを見ていると 中心がなく 外側の皮や肉ばかりふやして つっぱる私のようではずかしい~平野修~
ドーナツを見ていると、物事の本質が見えず、大切な部分を抜け落としている自分を見ているようだ。
私たちはいつも自我という眼鏡をかけ、物事を見たいようにしか見ておらず、自分の都合で、勝手な思いだけで色々なものを判断していないだろうか。
普段は、そのような自分に恥ずかしさや罪悪感をもたない。しかし、その事実に気づくきっかけこそが仏法(仏さまの眼)なのである。仏法(仏さまの眼)を通すと、今まで自己中心的で自分の力で生きてきたと思い込んでいた事実が、すべてまわりのおかけで、いわゆる「おかげさま」の中で生かされていた事実に気づかされるのである。
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