ブットンくん被災地へ(別便編)
先般、ブットンくんが仙台教区へ
おじゃました件をお伝えしましたが、
実はそれに先立ち、
別便でブットンくんは新潟県まで行っておりました!
なんで新潟?
実は高田教区(新潟県上越市など)主催の、
「高田教区キッズふくしま」に参加してきたのです。
すいか割り~☆
仙台教区へのスタッフは、
落語の準備なども含めての移動だったため、
別便で少し早めにスタートしての行動だったのです。
こののち、全スタッフが合流しての先般の企画でした。
以下、報告パネル展の文面より↓
大阪教区御遠忌キャラクターのブットンくんが、
真宗大谷派高田教区(新潟県上越市など)主催の「高田教区キッズふくしま」に登場し、参加していた福島県の子どもたちとの交流を深めました。
ブットンくんの参加にあたっては、
岩手県の大船渡保育園と福島県の同朋幼稚園での交流会を開催するにあたり、
原発問題を抱える子どもたちとの交流を願って、
東北方面への移動途中、新潟県上越市にある真宗大谷派池の平青少幼年センターに立ち寄っての登場となりました。
↑以上、報告パネル展の文面より
楽しいね♪
当日は大自然の中、スイカ割りに参加したり、
バーベキューでは一緒に食前の言葉をあげたりしました。
最後はみんなに暖かく見送られて、福島県に向かったブットンくんでした!
みんなの笑顔が沢山見れた♪この夏の楽しい思い出になったね☆
第49回南御堂盆おどり
さーて、今年ももうそんな時期ですよ!
毎年8月27日、28日は恒例の「南御堂盆おどり」!
(18:15〜21:30まで。小雨決行)
日程は「8月の親鸞聖人ご命日」に併せていますので、
曜日が毎年変わります。
南御堂盆おどりチラシ
今年はなんと第49回!
終戦後、難波別院の復興建設時期を除いて、
毎年行われている行事です。
ちびっことハイポーズ
境内全てを使用して行われる、
大阪市内最大級の盆おどりです。
毎年延べ3000人を超える人出で賑わい、大阪の夏を締めくくります。
境内いっぱいの踊りの輪
先着1000名様には、境内夜店で使える「お楽しみ券」、それにいまどき珍しい「竹製うちわ」と「特製南御堂てぬぐい」をもれなくプレゼントします!
曲目も、北は北海道から南は九州まで、
ノンストップでお送りします。
歌い手さんの入れ替え時の2曲を除く全曲が「生演奏」。
踊りもプロのおどりの先生が、境内中央にでーんと構えるやぐらの中段でおどりの「お手本」を見せて下さいます。見て楽しむもよし、一緒に踊って覚えるもよし。
また境内には各種夜店が軒を連ねます!
その数16店舗!夜店の雰囲気をお楽しみ下さい。
職員による手荷物預かり所もあります。安心してお越し下さい。
また、着替えたい方のために、
冷房の効いた男女別更衣室もあります。(更衣室での飲食はご遠慮下さい)
また、境内には特大テント2張りの休憩所、
冷房の効いた(映像配信つき)休憩所も設けてあります。
まさに「境内全域」をお楽しみ下さい。
屋台も出ますよ!
…実は、今年は「土日」なんですよね〜 ちょっと人出が心配なのです。
そこでブットンくん、昨日は心斎橋商店街を中心に、ごあいさつ周りをしてきました。
ぜひとも足をお運びください。どなたでも大歓迎です。
ブットンくんのおいしい水!販売開始。
先日の盂蘭盆会で、
実は小出しにしておりましたが、
沢山飲んでね~!
「ブットンくんのおいしい水」がこのたび販売になりました。
この水は阿蘇の名水を使用しており、
被災地支援をそもそもの目的として用意いたしました。
先般の被災地訪問の際も、
積載量の関係で多くは運べませんでしたが、
現地の皆さんにプレゼントして参りました。
また、教区関係・別院関係の会議の際にも提供させていただいております。
一般販売はないのかとのお問い合わせに応えまして、
このたび難波別院境内での販売をさせていただきます。
これからの季節、
難波別院では各種行事が目白押しです。
そこで、盂蘭盆会〜盆おどり〜報恩講の期間に限り、
500ml 120円にて提供させていただきます。
(ロット数の関係でコストがかかってしまい、本来は150円の販売です)
どうぞよろしくお願いいたします!
ブットンくん被災地へ(報告その3)
3日連続更新中!
…今日はちょっと更新がおそくなっちゃいました…<(_ _)>
3日目は、ブットンくんちょっと遠慮して…。
被災地で寄席の企画を行って参りました!
難波別院では毎年、
報恩講(10月25日〜28日・27日、28日はご門首ご親修)の間、
南御堂寄席を開催しています(10月26日、27日のお昼)。
本堂内で寄席!
毎年大入りでなかなか好評なのですが、
このたび、昨日一昨日と紹介しました、
被災地の訪問の日程にあわせまして、
岩手県の気仙組長安寺(金比呂正住職)を会場にし、
難波別院主催「南御堂寄席IN大船渡」を開催いたしました。
開催にあたっては、被災地への支援活動を願っていた、落語家の桂小春團治さんをはじめ、
桂福矢さんと桂ひろばさんの3人が、
復興応援として上方落語を気仙組のご門徒に披露されました。
桂小春団治さんの落語披露
桂小春團治さんは、「被災地の皆さんはそれぞれ悲しみや不安をお持ちだと思いますが、笑いは心に小さな灯を点します。一時落語の世界にひたって明日への活力にして頂けたらと思います」と開催前にコメントを寄せてくださいました。
当日は、約150人を超える参加者が長安寺本堂に集まり、
約1時間半にわたる寄席のあいだ、
本堂は皆さんの笑い声でいっぱいになりました。
復興に向けて、少しでも笑顔がお届けできたなら幸いです。
すてきな笑顔です
以上、3日間にわたりましてのブットンくん被災地へ!
いかがでしたか?今後も機会があれば、是非とも現地にお邪魔して、
笑顔をお届けしたいと願っております。
一日も早い復興を願って…。
ブットンくん被災地へ(報告その2)
昨日からめずらしく、
3日連続更新を目指しています。
…普段がサボってるわけじゃないんですからね!
さて、2日目は、
8月9日に訪問した、福島県二本松市の同朋幼稚園から。
同朋幼稚園は、福島県二本松市の眞行寺様境内に併設されています。
ここは福島第1原子力発電所からの放射性物質の影響によって、
震災後は子どもたちが園外で遊ぶことができません。
よってこれまで園内での生活ばかりを余儀なくされています。
7月には園庭の除染作業が行われ、あわせて境内の除染も行われたそうです。
同朋幼稚園を運営される真宗大谷派眞行寺の佐々木道範住職は、
「震災後、子どもたちは園内(建物内)でしか遊べないため、ストレスが溜まってきています。なぜ、外で遊べないか子どもたちには理解できないので、 ストレスが高まっていくばかりです」
と、震災後の園の状況を語られました。
また、園児の保護者からは、「内部被曝だとか心配だから、毎日線量はチェックしています。
子どもは外に出たがっているのですが、説明してもたぶんわからないですからね。だから、かわいそうですね。」
と、見えない放射性物質に大きな不安を抱えられています。
絵本の読み聞かせ中
さて、交流会当日は、約50人の園児たちが集まって、
大船渡保育園と同様、別院スタッフによる『おしゃかさまとブットンくん』の大型絵本の読み語り、
そしてブットンくん登場〜ブットンくんとの交流会。
みんなでマル・モリダンスを元気いっぱいに踊るなど、
約1時間近くにわたって身体を動かして元気に楽しみました。
ブットンくんからのプレゼント☆
ここ難波別院も、NGO法人心援隊の皆さんと協力して、
福島県からのご家族を受け入れしてきました。
幼い子どもさんを抱えるお母さんの心配は相当なもの。
また、遊び盛りの子どもたちが外で遊べな
いことも、
状況が改善されることを願うばかりです。
明日は、ブットンくんはちょっとおやすみ、
震災復興応援企画、出張「南御堂寄席」をご報告します!
みんなでダンス☆
ブットンくん被災地へ(報告その1)
暑いお盆も終わりましたね。
みなさん、お元気ですか?
ブットンくんは難波別院盂蘭盆会の期間中、
何度も境内にて活躍していました。
かなり暑かったのですが、夏休みということもあって、
子どもたちがたくさん来ていたのです。
うれしくてうれしくて…。
さて、子どもたちと言いますと、
先日お知らせしましたとおり、
ブットンくん、被災地の子どもたちへ会いにいってきました!
そのご報告をいたします!
まずは岩手県大船渡市・西光寺に併設の「大船渡保育園 」です。
大船渡保育園に登場!
8月8日に訪れた岩手県大船渡市の大船渡保育園は、
町の高台にあったとはいえ、
震災当時20メートルほど手前まで津波が押し寄せてきたそうです。
訪問前に同園の富澤康麿園長(仙台教区気仙組 西光寺住職)は、
「震災後、町で一番最初に再開しました。
復興へのスタートといった感じでしたね。
今は4ヶ月が経って、子どもたちは少し落ち着きを取り戻していますが、
余震がくると不安な姿を見せます。
それに先生方の中には、知り合いを亡くされた方もいますし、
疲れがたまってきています。」と、園の現状をお話くださいました。
みんな喜んでくれてうれしい♪
交流会当日は、
2歳から5歳までの約100人の園児たちが一堂にあつまって、
訪れた難波別院7人のスタッフより
『おしゃかさまとブットンくん』の大型絵本の読み語りをしたり、
ブットンくんとのゲーム遊びにつづいて、
みんなでマル・モリダンスを一緒に踊るなど、
約1時間近くにわたって交流会を楽しみました。
ブットンくん登場の時には大きな歓声があがるなどし、
ブットンくんもとても楽しかったそうです。
園児たちと握手♪
明日は同朋幼稚園にお邪魔しました旨、紹介します!
それでは また明日!
台風12号
みなさんこんにちは。
先日の台風12号、
高気圧と偏西風の関係で非常にゆっくりと日本列島を通過しました。
その結果、大変残念なことに、難波別院の属する大阪教区内でも甚大な被害が出ました。
ご存知のとおり、大阪教区は昔でいうところの摂津・河内・和泉・大和・紀州、つまり現在の大阪府全域と、兵庫県の東部分、そして奈良県全域、和歌山県全域を区域としていますが、今回奈良県と和歌山県に深刻な被害が出たわけです。
特に新宮市には高木顕明氏で知られる浄泉寺があり、難波別院も毎年高木顕明氏を偲ぶ「遠正忌」でお世話になっています
浸水被害を受けた浄泉寺
今般の被害の知らせを受けて、9月7日、取り急ぎ現地に向かい、救援物資を届けて参りました。
断水しているということなので、「ブットンくんのおいしい水」も満載しての訪問です。本当はその間にある十津川なども経由して行きたかったのですが、全て通行止め。やむなく最も外回りといわれるルートで新宮市入りしました。
お寺自体は若干高台だったので無事だったようですが、新宮市内もすでに報じられているように広範囲にわたって冠水したため、山門までにある庫裏はひどく浸水したようです。
ブットンくんのお水を運ぶ職員
またご住職に川沿いを案内していただきましたが、ところどころ道路が崩れ落ち、また橋桁のかなり高いところに大きな流木が引っかかっていて、濁流の激しさを物語っていました。
川沿い
今後も継続して、できることから支援活動を続けたいと思っています。