2024年6月法話のお知らせ
難波別院の法座・講座についてご案内いたします。
聴講無料。事前申し込み不要です。
【難波別院主催】
4日(火)昼1時半
定例法話(兼「難波別院門徒会」)
「わたしの救いって何だろう」
大阪・浄恩寺/七尾 真澄
10日(月)朝10時
朝活人生講座
「仏に成るとは?」
大阪・長教寺住職/稲垣 洋信
11日(火)昼1時半
定例法話(兼「銀杏の会」)
「一人一人の物語と念仏」
大阪・満泉寺住職/長谷 俊成
18日(火)昼1時半
定例法話(兼「難波別院大谷婦人会」)
「ご縁をいただく」
兵庫・願正寺住職/戸田 直夫
25日(火)昼1時半
定例法話(兼「難波別院門徒会」)
「未来は本来」
大阪・善福寺住職/野村 正示
28日(金)昼1時
祥月法話
「まことに死せんときは」
大阪・恩樂寺住職/乙部 大信
【堺南御坊(堺支院)主催】
18日(火)昼1時半
聞法会 「正信偈に聞く」124
大阪・正業寺住職/新田 修巳
27日(木)昼1時半
宗祖聖人御逮夜
「浄土の音楽」
大阪・浄專寺/住谷 実言
3冊の書籍が新登場しました!
『南無阿弥陀仏のこころ ―『正信偈』に聞く(下)』
2023年発刊の上巻に続く内容で、下巻では親鸞聖人が七高僧と仰がれた7人の高僧の教えについて、廣瀬氏の言葉でその意(こころ)が綴られています。
本書は2018年からの4年間「正信偈に学ぶ」という題で『南御堂』新聞に連載されたコラムに大幅な加筆修正を加えました。下巻の巻末には「連載を終えて」のインタビューも収載。
550円(税込)・サイズA5版。
『いつも心に阿弥陀さんを ―お内仏から問われる日ごろのこころ』
「いつ納骨をするべきか」といった素朴な疑問や、「お墓やお内仏の相続は迷惑になるのでは」という問いに対して、著者の経験や受け止めを織り交ぜながら、お内仏の大切さについてわかりやすく綴った一冊です。
本書は、コラム「お内仏の整理整頓」として2022年5月から1年間『南御堂』新聞で連載されたものに加筆修正を加えての刊行となります。
110円(税込)・サイズB6版。
『親鸞思想と解放運動』
本書は、長年、解放運動の第一線で活躍した著者が、大阪教区教化委員会に出講した際の講演録です。1987年に当院で刊行後絶版となっていたものを、藤井慈等氏(三重教区慶法寺前住職)監修のもと、できるだけ当時の問題意識を反映しつつ、現代の表現に即した語句の修正・補注などを加えて再版しました。550円(税込)・サイズA5版。
※ご注文は、難波別院管理部(06-6251-5820)か、「南御堂の本屋さん」まで。
一人であって一人ではないのです~高 史明~
2024年5月分
「俺の勝手だろ」。若い時はよく口にしていた。俺個人の人生だ。何かにつけて口出しされるのが堪らなく嫌だったが、その言葉を口にした後には、決まって妙な違和感にみまわれていた。
〝関係ない”と相手を拒絶してみても、私の思いや都合に先立って、何かが、どこかで既に繋がってしまっている。一人で何とかなると思っていても、どうしても他の人に頼らざるを得ない事が必ず出てくる。結局、一人でありたいのに、決して一人になりきることができなかった。
もう一人ではどうしようもないと思った時、あの違和感の正体は、一人でいることのできない、本来の私の叫び声だったのかもしれないと感じた。
※今月の「掲示板の言葉」のダウンロードはこちらから。(縦・横)