南御堂難波別院・7月度各種講座中止のお知らせ
国による緊急事態宣言が解除されましたが、コロナウイルス感染症がなくなったわけではなく、気のゆるみを危惧する状況にあります。引き続き、感染予防の観点から、各種講座の中止に至りましたことをお知らせ申し上げます。なお、中止となる講座は下記のとおりです。
- 定例法話 7月7,14,21日
- 暁天講座 7月10日
- 教行信証講座 7月16日
- 祥月読経法話 7月28日
- その他日程未定の講座(真宗講座、日曜講座等)
8月以降の講座につきまして徐々に再開の計画を立案中です。ご不便をおかけいたしますが、決定次第この場にてご案内差し上げますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
愚禿が心は内は愚にして外は賢なり ~親鸞聖人~
愚禿が心は内は愚にして外は賢なり~親鸞聖人~
「京都人は腹黒い」。地方の友人と出身地の話になると、必ずと言っていいほど言われてきたセリフだ。本音と建前を美徳にしてきた京都ならではの文化は、どうも今の時代にそぐわないようで、嫌みにさえ取られかねないようである。なぜなら、そこには相手を傷つけないための気遣いや優しさとは別に、「うわべ」や「ごまかし」といった心が皆無とは言えないからではないだろうか。
しかし、人間は誰しも、外見では賢く振る舞って生きていこうとする心をもっているのではないだろうか。自らを偽らずに生きていこうとする宗祖の決意を明らかにした「愚禿」なる言葉は、まさに私たちの生き方を問う言葉に思えてならない。