裏を見せ 表を見せて 散るもみじ ~良寛~
裏を見せ
表を見せて
散るもみじ
子ども好きで穏やかな良寛さん。その人柄の良さは後世の誰もを惹きつける。しかし彼の死因は直腸癌、あるいは大腸癌だったと言う。小説などに美しく描かれた末期と異なり、おそらく痛みと苦しみの中で亡くなっていかれたのではないだろうか。
しかし、だからと言って彼の生き様や人柄はいささかも色あせることはない。苦楽、盛衰、悲喜…人生の終わりにどちらを迎えようと、一人の人間が生き抜いた価値は変わらない。ちょうど紅いもみじの美しさは裏と表の双方があって成り立つように。人の一生は繰り返せず、変わってもらえず、必ず終わりが来る。そしてその終わりがいつ来るかわからない。終わりを見つめつつ今を大切に生きたい。
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難波別院 10月講座再開のお知らせ
難波別院の法座・講座について、今月は、13日(水)午後1時からの「祥月法話」から再開させていただきます。また、今月25日(月)からの「難波別院報恩講」の各座において法話があります。なお、同講座の日程が、緊急事態宣言や大阪モデル赤信号点灯と重なれば、中止の可能性があります。
13日(水)昼1時~3時半迄
祥月法話
「仏華と灯明と香料と」
大阪・本照寺前住職/沖野 頼信
【難波別院報恩講】
25日(月)昼2時~逮夜法要後
「親鸞さまってどんな人⁉」
大阪・專光寺住職/越本 達了
26日(火)朝8時~晨朝法要後
「古人の跡を求めず 古人の求めたる所を求めよ」
難波別院輪番/禿 信敬
26日(火)朝10時~日中法要後、昼1時半~逮夜法要前
「恩と謝」
奈良・專光寺住職/田代 公隆
27日(水)朝8時~晨朝法要後
「むなしくすぐるひとぞなき」
大阪・長教寺住職/稲垣 洋信
27日(水)朝10時~日中法要後、昼1時半~逮夜法要前
「いのちの願い」
大阪・正業寺住職/新田 修巳
28日(木)朝7時~晨朝法要後
「いまにいたるまでおもいあわせられ候うなり」
大阪・德用寺住職/藤政 朋宏
※上記以外の諸講座は休会とさせていただきます。
今後も行政から発令される自粛要請や感染状況を見極めながら、開催の有無を決定いたします。引き続き皆様には、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
「大船渡サンマまつり」中止のお知らせ
このたび、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、2021年度「大船渡サンマまつり」を中止とさせていただきます。
毎年楽しみにしてくださっている皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申しあげます。
以 上
【訃報】真宗大谷派宗務総長の逝去について
真宗大谷派宗務総長の但馬弘氏が、2021年9月23日、逝去されました。
詳細は真宗大谷派(東本願寺)のホームページをご覧ください。
但馬氏は1997年から宗議会議員を7期(24年1カ月)にわたり務め、2016年12月に総長就任されました。在任中には、大谷暢裕氏のご門首継承や宗務改革、宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要の準備などに尽力されました。
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難波別院 9月講座中止のお知らせ
難波別院の法座・講座についてご案内いたします。9月30日まで「緊急事態宣言」が発出されることに伴い、難波別院としては28日の「祥月法話」から再開を予定していましたが、中止に至りましたことをお知らせ申し上げます。
10月以降の講座につきましては、今後の行政から発令される自粛要請や感染状況を見極めながら、開催の有無を決定いたします。引き続き皆様には、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【2021年秋季彼岸会法要のお知らせ】
南御堂では来る2021年9月20日(月)から2021年9月26日(日)まで「秋季彼岸会法要」をお勤めいたします。また9月20日(月)~22日(水)の3日間、午後1時30分より「総永代経」をお勤めいたします。
法要の詳細につきましては、下の「秋季彼岸会のご案内」をご確認ください。
また、納骨壇へのご参拝は午前9時~午後4時30分までとなっております。なお、同感染症対策としてご法話はございませんので、ご了承ください。
皆様のご参拝を心よりお待ち申し上げます。
秋彼岸 しみじみおもう 身のおろか ~木村 無相~
秋彼岸
しみじみおもう
身のおろか
~木村 無相~
秋分の日を中日としたその前後3日間は秋のお彼岸である。お寺では彼岸会法要が勤まり、仏法を聴聞する大切な機会である。
昨今の競争社会において、誰もが他者より少しでも優位に立ちたいという思いを抱えているのではないだろうか。自身の能力や知識を向上させようと、様々なことに関心を広げ、ついには仏教の教えも知識と捉え、何かの役に立つのではと考えてしまう。
仏法聴聞とは、仏の智慧をいただくことである。何かと比べてこの身の幸せを測るような生き方しか出来ない私の姿が照らし出されてくるとともに、ここにこうして命を賜り生きていることの不可思議さと喜びを気づかせていただくのであろう。
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難波別院 9月講座一部再開のお知らせ
難波別院の法座・講座について、緊急事態宣言が9月12日までを期限としていることに伴い、これまでの感染拡大の状況などを鑑みて、今月は、28日(火)午後1時からの「祥月法話」から再開させていただきます。なお、同講座の日程が、緊急事態宣言や大阪モデル赤信号点灯と重なっていれば中止となります。
28日(火)昼1時~3時半迄
祥月法話
「和らかなるをもって貴しとし、忤うること無きを宗とせよ」
兵庫・受西寺住職/西受 秀文
※上記以外の諸講座は休会とさせていただきます。
今後も行政から発令される自粛要請や感染状況を見極めながら、開催の有無を決定いたします。引き続き皆様には、ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。