煩悩を 卒業することは できません ~松本 梶丸~
煩悩を
卒業することは
できません
煩悩の代表として、瞋恚・貪欲・愚痴の三つが挙げられる。怒り、むさぼり、不平不満と生活の中でしょっちゅう出てくる感情である。そんな自分に嫌気がさして、事あるごとに「前向きに明るく生きる」「心穏やかに過ごす」生活を目標に挙げてきた。が、年を重ねるごとに益々煩悩に振り回されることが多くなっているようだ。
親鸞聖人は、死の間際まで煩悩と共にあるのが私たちであって、そんな私たちが、煩悩が備わったままに救われる道を説いてくださっている。
煩悩を切り離せないことが問題なのではない。煩悩の責任にして、この身の事実から目を背けている私が問題なのだ。
※今月の「掲示板の言葉」のダウンロードはこちらから。(縦・横)
【NHKが難波別院を紹介】
今月21日(月)と24(木)の18時10分から放送されるNHK放送(日本放送協会)「ニュースほっと関西」の中で、難波別院が紹介されることとなりました。
21日のニュースでは、避難所の役割を担う宗教施設としてどのようなことをしているのかということに注目し、難波別院内に備えている実際の物品等の映像や、担当者インタビューが放送されます。
また、24日のニュースでは、「びわ湖マラソン」と「大阪マラソン」の統合開催にあたって、「第1回びわ湖マラソン」のスタート地点となった難波別院の当時の歴史などが紹介される予定です。
お時間ある方は、是非ご覧ください。
※同ニュースは一部の地域で放送されない可能性があります。何卒ご了承ください。
【リーフレットを新発刊】
大人気教化リーフレットシリーズの第12弾。
今回は、土井紀明氏(大阪教区第8組念佛寺住職)が、「正信偈」の一節「極重悪人唯称仏」を題に真宗の味わいを綴っています。学生時代から抱えていた人生の虚しさ、孤独さに対する一つの答えとなった念仏詩人・木村無相師との出遇いを振り返り、教えの言葉として表現されています。
頒価:10部110円(税込)・サイズ:縦210㎜×横100㎜。
ご注文は難波別院(06・6251・5820)もしくは、「南御堂の本屋さん」にて。
花まつり子ども大会作品募集のおしらせ
お釈迦さまは、私たちに真実のおしえ、生きる喜びを教えてくださいました。そのお釈迦様の誕生をお祝いして、「花まつり子ども大会」を4月2日(土)に難波別院本堂にて開催いたします。
また、これを記念しまして児童・生徒の作品展を催します。
課題にはお釈迦様や親鸞聖人、そして真宗の教えに関わる言葉を多く入れさせていただきました。皆様方の作品を広く募集いたしますので、ふるってご応募ください。募集要項は“こちら”
作品展は2022年3月31日(木)~2022年4月3日(日)にかけて開催し、すべての作品を難波別院 同朋会館「講堂」にて展示いたします。
※入賞作品の一部は特設サイトに掲載いたします。また、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、内容を変更する場合がございます。ご了承ください。
皆様のご参拝を心よりお待ち申し上げます。